月曜日から沖縄のリュウボウ百貨店に行ってきます。 催事は火曜日からですが搬入があるために月曜にでます。
今までは福島空港から沖縄便がでていたので福島空港から行っていたのですが今年から沖縄便がなくなったので羽田空
港から行きます。
沖縄についたら午後の六時から搬入が始まるので事前にフェリーで送っておいたトラックを取りに行きます。 今回はベテ
ランの販売員の宮城と一緒なのでとても心強いです。一週間催事がありますが、できるだけ会津桐の良さ、桐箪笥職人の
技のすごさを知っていただけるように頑張ってきたいと思います。
全部組み立てが終了しました。 小さい引出が二つに大きい引出が一つ、変形二段引出衣装箱です。
まったく隙間がなく作られているので、桐箪笥特有の、一つの引き出しを入れると片方の引き出しがでてくるという仕組みが二段引出衣装箱でも
再現されています。
二段引出衣装箱は通常は金具がなく溝に手を入れて引出をだす形状になっています。
そのため飽きのこないデザインになっているのでとても人気があります。金具をつけることももちろんできますので、そういった場合はご相談下さい。
桐箪笥職人が、この時点で終了してこれからは色付けの工程に入ります。色付けが終了したらまた掲載しますので見てください。
本体が出来上がったので、引き出しに移ります。まず引出しの前板を本体に隙間なくぴったりにはまるようにかんなで大き
さを調整します。この段階が一番難しいといっても過言ではないと思います。 この時点で隙間ができると最後に仕上げを
するときにまた削るので引出がスカスカになってしまいます。
画像を見ていただくとわかるのですが、引き出しと前板に隙間なくはさまっています。
次に引出しの側板です、下の画像は引き出しの側板の後ろの部分になります。凸凹になっていますこれもかなりの技術が
必要になります。前がぴったりとはさまっていても後ろがあいていたらまったく意味がないので後ろも細心の注意をしながら
作っていきます。
次は後ろ板になります。後ろ板の底に底板をつけたところです。この作業も隙間ができないようにぴったりとくっつけます。
他の家具を比べていただくとわかりますが、桐たんすには全く空気の抜け道がありません。そのため湿気から衣類、お着物
をお守りすることができます。せっかく箪笥を置くなら絶対に私は桐箪笥をお勧めします。これだけの技術は桐箪笥職人に
しかだせない技術です。次回は組み立てが完了したところを掲載しますのでぜひ、見てみてください。
加工したものを組み立ててみました。 はめ込むだけですが慣れていないとはめ込んだ後に隙間ができていたり、うまくくっ
つかなかったりと、結構技術が必要になります。画像を見ていただけるとわかるのですが一切の隙間がなく作られていま
す。桐箪笥は隙間を作らずに完全に空気を密封してカビや虫食いなどが起こらないようにするというのが特徴ですので、組
み立ての段階はなかなか気を使います。隙間があいていると空気漏れを起こす原因になります。
下の画像が組み立てた画像です。左に大きい引出が一つ、右に小さい引出が二つです。
組み立てが終わったら次は引き出しを作ります。
今回からお客様から注文をいただいた特注箪笥ができるまでを、順を追ってレポートしていきたいと思います。
今回作ることになった特注タンスは割と小ぶりのもので、二段引出衣装箱のような形状をしています。 わが社でも一番人
気の二段引出衣装箱の引き出しを左半分は深い一段にして、右側に子引出二段作るという形状です。
まず、木取り職人が大まかに桐の板を切り、その材料で桐箪笥職人が最初から最後まで受け持つことになります、流れ
作業ではないので、一竿、一竿、職人の方が作り上げていきます。 今日は、木取り職人の方から受け取った材料を、組み
立てができる状態にしたところを紹介したいと思います。
桐箪笥という家具は、釘を一切使わずに作り上げます、その分時間も技術も他の家具よりもかかります。その一例がこの
写真です、本体の側板と本体の天板です。
①
②
凸凹にすることによって頑丈な作りの家具に仕上がります。簡単そうに見えるのですがこれがとても難しく、少しでも板が
まがっていたりすると、引き出しが中まで入っていかないですし、凸凹に隙間ができてもあまりいい桐箪笥とは言えません、
ですから一人前の桐箪笥職人になるまではかなりの年月が必要といわれています。次回は本体が組みあがったところをア
ップしていきます。
挨拶が遅くなりましてすみません。 年明け早々に吉祥寺の東急、横浜の高島屋さんに催事に行っていまして更新が遅くなりました。
吉祥寺の東急では下駄の実演販売をしてきました。毎年行っているところなのでよく来て下さるお客さまもいらっしゃいまして、とてもうれしく思います。
東京はアスファルトが多くて滑りやすいので下駄の下にゴムが貼ってある右近下駄などが人気がありました。 また、わが社の仏壇があるのですが、小ぶりなので場所もとらずにおけるというメリットがありこちらのほうも人気がありました。会津桐でできているので軽く、肌ざわりも温かみのある仏壇です。催事等に持っていきますので一度見てみてください。
吉祥寺東急では『東北の物産展』でしたので、仙台の牛タンや、岩手のせんべいなどがあり、人の流れが多く活気がありました。どちらも食べてみたのですができたてで、とても美味しかったです。
横浜の高島屋では同じフロアでインテリアフェアーを行っていて家具に興味があるお客様が結構来られたので、わが社としても営業がしやすかったです、わが社の箪笥を買っていただいたお客様で内から三竿も買っていただいているというお客さまもいらっしゃってとても光栄に思いました。 わが社の箪笥を使っていただいてまたわが社から買っていただけるということはわが社の職人の方々の日頃の仕事を勝ってくださっているということだと私は思います。職人さんも仕事冥利に尽きると思います。
今日からまた、ブログを更新してきますので御暇がございましたらぜひ見てみてください。
今年も『会津松本』をどうぞ宜しくお願い致します。
今日はクリスマスイブです。
昼間はとても暖かくて車の中にいると暑いくらいでした、
工事の裏にいた白鳥も暑いせいかいなくなってしまいました。
福島県に猪苗代湖という大きな湖があるのですがそっちに移ったのかもしれません。
猪苗代湖は白鳥が沢山くることで有名です 沢山の観光客もきていて白鳥に餌をあげています。
白鳥はシベリアからくるといわれていますがどのくらいの距離なのか検討がつきません
よく道のりを覚えてるなとおもいます、
話は変わって今、工場内で桐たんすの削り直しを二件受けています。
わが社での削り直しの仕方や修理の方法を近いうちに新しいコーナーを作りますので是非、ご覧になってみてください、
その他にも新しいコーナー計画中ですので決まり次第ブログでおしられします。
12月18日、朝からずっと寒いです。 これからもっと寒くなってくると思いますが桐箪笥を作る上ではエアコンが桐によくないので工場ではストーブを
一人一台づつ使ってます。 ストーブを焚いていてもここまで寒いとあまりきかないです、板をはぐ(板と板をくっつける作業)ところでは、この寒さではな
かなか乾かないので強力なストーブを使っていますが、職人さんたちが使っているストーブはあまり強くないのでなかなか作業が進まない時があります
。そういうときは逆に外の日が当たる場所に放置したほうが早く乾く場合がります。でもそんなことをしてるよりも、強力なストーブを買ったほうがいいの
かもしれませんね。
もう少しで今年も終わりますが、その前に大掃除という大仕事が残っています。桐箪笥の工場なのでそこらじゅう桐の粉だらけです、毎日掃除はします
が、それだけではとれない汚れやゴミがかなり出ていきます。焼却炉はパンク寸前になります。
三十日の午前中に大掃除をして、午後から休みになりますが、一日は四日までお休みをいただく予定です。五日に工場に来るとおそらく大量の雪が積
もっていると思いますが、このまえ紹介したベルトコンベアーがあるので、半日もあればきれいに雪かたずけができると思います。 三十日が楽になる
ように今日から少しずつ掃除をしていきたいと思います。
12月17日。 今日は朝から濃い霧が発生してました。朝一番に工場の裏に行って白鳥がいるか見てみたのですが残念なことにいませんでした。
11時頃に工場の外に行ったら鳥の鳴き声がしたので裏に回ってみてみたら白鳥が来てました。ざっと数えてみたら30匹位来てました。
画像を見てもらうとわかるのですが、田んぼに来てます。水がおいしいんでしょうかずっと水を飲んでいます。水がいいからいい桐が育つといわれてい
ますが白鳥も一緒ですかね。
来年はもっともっと数が増えるといいなと思います。
今日は、朝はかなり寒く昨日降った雪が少し積もっていました。昼になるにつれてだんだんあたたかくなりましたがやはり寒いです。
何日が前から、塩川工場の裏に白鳥が来るようになりました。白鳥が来るということはそれだけ土地がきれいだという証拠です。三十匹くらいきていま
した。工場のすぐ裏にまさか白鳥がくるとは思ってもいませんでした、従業員の方にきいたら二、三年前から少しずつき始めたらしいです。毎年すこしづ
つ数が増えてきているらしいので、また来年も楽しみです。 明日白鳥が来ていたら写真を撮りたいと思っていますので、ぜひ見てみてください。
話は変わるんですが、下の画像はうちの会社のフォークリフトです。そろそろ大雪が降ってつもるころなので出番が多くなってくると思います。
普段は外に干してある桐を運ぶときに使うのすが、大雪が積もった時などはかなり重宝します。先のほうをスプーンを大きくしたようなものに変更して
一気に雪をかたずけます。会津の大雪は機械がないととても太刀打ちできないです。 『雪なんか降んないほうがいいな』と何回も思いましたが、雪が
実際に降らなくなっしまったらいい桐が育たなくなってしまいます。 そうなったら『日本一の桐』ができなくなってしまうので実は会津の雪はありがたい
ものだな~ と冬が来るたびに実感します。 明日か明後日には白鳥の写真を逃さないで撮りますので、ぜひ見てください。
« 前ページへ —
次ページへ »