匠の技術。
愛知県にお住まいのN様から御注文いただいた『胴厚5-3』を作成している
ところです。
以前ブログでもご説明しましたが桐たんす職人が使うかんなからでるかんなクズは
新聞紙の10/1の厚みといわれています。 かなり薄く削ることによって桐本来の
光沢をひきだしていきます。
桐の厚みを調整する際に使用するのは『長台』といわれているかんなですが、仕上げに
使用するかんなは『仕上げかんな』といい、かんなについている刃の勾配がかなり
低くなっています。
勾配を低くすることによって桐を薄く削れますし、桐の光沢がひきでてきます。
勾配が低いかんなは頻繁に刃を研がないと綺麗に削れないので刃の切れ味にも
他のかんなと比べて一層気を使います。
下の画像は本体の側板になります。 上部は凸凹にして真ん中に引いてある線(溝)
に引き出しが入るつくりになっています。
本体の凸凹だけではなく
引き出しも溝を引いて作りあげることによってよりいっそう強度が増していきます。
こうしたところに桐たんす職人の技術が組み込まれています。
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会津松本は創業以来70年間、お客様一人一人にとって
最高の桐箪笥作りを続けております。桐の名産地会津にて
熟練の職人達がお客様の要望を形にし、
お客様にとって世界一の桐たんすを手にしていただけるよう
日夜汗を流し続けております。ぜひ一度ご相談ください。
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