職人さんの技術。
下の画像は引き出しを開けて、表面の板と側面の板です。
凸凹に、ノミ(彫刻等)で隙間なく、組み込んであります。
凸凹にすることによって金釘を使わずに、横からあて木を置いて金槌ではたく
だけで入っていくようにきつすぎず、ゆるすぎないように微妙なサイズ
に削っていきます。親子三代にわたって使っていただくためには、金釘を
一切使わずに作る必要があります、金釘を使うと鉄が錆び、そこから
桐にも腐食してひびが入ったり割れが入ってきてしまいます
引き出しの後ろの板、本体の側面の板等にもこの技術が使われています。