宮城県にお住まいのO様から御注文いただいた『三つ割れ総桐ベット』
になります。
通常の総桐ベットは2つに分かれる仕様ですが、今回御注文いただいた総桐ベット
は三つに分かれる作りになっています。
三つに分かれることによってベットを移動させるときや使わないときは小さくまとめて
置くことができますし、ベビーベット等にしてお使いいただくこともできます。
ベットの四隅は通常通り丸く面を取ってあります。
手すりを左右につけてありますのし、布団落ち防止としてもお使いいただけます。
邪魔なときとは簡単に取り外せます、ヘッドも同じ形状で枕落ち防止にも役立ちます。
スノコも簡単に取り外せますので女性でも簡単に移動が出来ますし、お掃除の際も
楽です。
桐たんす同様金釘を一切使用していませんベットのジョイント部分も木材で作ってあります。
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フリーダイヤル 0120-28-3199
メールアドレス info@aizu-matsumoto.co.jp
会津松本は創業以来70年間、お客様一人一人にとって
最高の桐箪笥作りを続けております。桐の名産地会津にて
熟練の職人達がお客様の要望を形にし、
お客様にとって世界一の桐たんすを手にしていただけるよう
日夜汗を流し続けております。ぜひ一度ご相談ください。
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ホットプレス。― 2013/6/21 金曜日
五年前に温水プールに入れて、天日干しをし、乾燥機に
入れ終わった材料を『ホットプレス』に入れて
桐の狂いをとっているところです。
ホットプレスの中は約150度程になっていて
上から押さえつけ約5分間『ホットプレス』に
入れて狂いをとります。
木材から水分を抜くと木材は狂います。 狂うというのは水分が
抜けることによって木目の外側に引っ張られてねじれることを
いいます。
会津松本では一旦桐から抜けるだけ水分を抜いて
狂うだけ狂わせます。
そしてホットプレスに入れてある程度まっすぐに直してから
更にまっすぐになるように狂っているところを削り
『桐たんす』として使える材料にしていきます。
この作業はとても時間と手間がかかりますが、
この作業を抜いて桐たんすを作ると二、三年後桐が狂って
引き出しがきつくなったり、桐が割れてしまいます。
桐たんすを作る上での材料としてとても重要な工程の1つです。
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福島県にお住まいのY様から御注文いただいた『からくりタンス』
になります。
一番上の引き出しは左右に分かれる『小引き出し』がついています。
左の引き出しを抜いていただくと後ろ側から引き出しがでてきます。
金具は真鍮製の『牡丹金具』を使用しています。 金具自体に鍵をかけることも
できます。
引き出しを抜いていただいた状態から右側の引き出しの後ろに『隠し箱』
が付いています。 また、『内鍵』という鍵が付いていますので金具に鍵を
かけずに外側からは気づかれずに鍵をかけることもできます。
更に一番下の引き出しを抜いていただくと、A4サイズの隠し箱が付いています。
金庫代わりにお使いいただけるようになっています。
たんすの材料も約4cmありますのでとても頑丈ですし、テレビ等重量があるもの
も載せておくことができます。
タンスの後ろ板は通常は1cmの厚みの桐材を使用しているのですが、このからくり
タンスにいたっては約2cmの厚みの桐材をふんだんに使って贅沢なたんすに
仕上がっています。
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沖縄県にお住まいのK様から御注文いただいた『オイルチェスト』になります。
幅100cm 奥行き45cm 高さ76cm 引き出しにはタトウ紙が
折らずに入ります。
ドイツ製の植物性のオイルで塗ってあるので有害物質を一切含んでいません。
また、水にも強く塗れても染みになったりしません、カビにも強い塗料です。
上台と下台にも分かれますので別々のお部屋に置いて使用することもできますし
総桐で出来ているのでとても軽く女性でも移動が可能です。
タンスの後ろ、引き出しの底板も約1cmの厚みの桐材を使用しています。
本体や引き出しは約2cmの無垢の桐材を使用しているので何回でも削りなおし
ができます。
脚や取っ手の部分は洋風の作りになっていますので洋室にも合うデザインになっています。
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匠の技術。― 2013/6/18 火曜日
愛知県にお住まいのN様から御注文いただいた『胴厚5-3』を作成している
ところです。
以前ブログでもご説明しましたが桐たんす職人が使うかんなからでるかんなクズは
新聞紙の10/1の厚みといわれています。 かなり薄く削ることによって桐本来の
光沢をひきだしていきます。
桐の厚みを調整する際に使用するのは『長台』といわれているかんなですが、仕上げに
使用するかんなは『仕上げかんな』といい、かんなについている刃の勾配がかなり
低くなっています。
勾配を低くすることによって桐を薄く削れますし、桐の光沢がひきでてきます。
勾配が低いかんなは頻繁に刃を研がないと綺麗に削れないので刃の切れ味にも
他のかんなと比べて一層気を使います。
下の画像は本体の側板になります。 上部は凸凹にして真ん中に引いてある線(溝)
に引き出しが入るつくりになっています。
本体の凸凹だけではなく
引き出しも溝を引いて作りあげることによってよりいっそう強度が増していきます。
こうしたところに桐たんす職人の技術が組み込まれています。
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東京都にお住まいのY様から御注文いただいた『胴厚天丸5-3』
になります。
とても厚い胴厚(通常のたんすは約2cmですが、胴厚は約4cm)
で作られています。
天板を丸く加工することによって地震でたんすが倒れたときや、タンスに
ぶつかったときも被害が少ないですし、全体的に優しい印象のたんすになります。
また、上下で分かれる作りになっていますので男性一人で移動も出来ます。
現在は本体が作りあがって引き出しを本体に入れていく作業をしています。
引き出しは少し大きめに作り、かんなで削って本体に入れていきます。
本体にギリギリ入る大きさまで荒かんなで削り、仕上げかんなで少しづつ
調整しながら引き出しを入れることによって、完全に引き出しの中の空気を
密封して引き出しの中に湿気が入らないように作ります。
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桐たんすに使用されている釘は木で出来ています。
桐たんすの特徴として金属は一切使っていません。 なぜ金属を
使わないと、金属を使うと金属から錆びが箪笥に移り箪笥にヒビが入ったり
腐ったりするためです。
本体や引き出しを組むときには凸凹(ホゾ組)で組み上げます。 組んでから
最後に木釘でとめます。
そうすることによってさらに頑丈になり、金属を使わないので削り直し
の際にかんなをかけられるという利点もあります。
サイズが大、中、小 あります。 胴厚の箪笥の本体に打つのは大サイズ、引き出しの
後ろや、通常の厚みの箪笥に使用するのは中サイズ、引き出しの底板や本体の
後ろ板に使用するのは小サイズ となっています。
親子代々受け継いで使っていただけるように、職人の技術が『木釘』に
込められています。
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会津若松市在住のk様からの御注文です。
170×45×10の塗り桐テーブルです。
コの字型のステンレスの脚を使っています。
塗装はカシューを重ね塗りしています。適度な艶と塗膜がありますので、水や油をはじきテーブルに合った塗装のなっています。
板の厚みは10センチもありますので贅沢な仕上がりになりました。
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今年もアク抜きの季節です。 天気がいいので温水プールの中に
板を敷きました。
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北海道にお住まいのO様からの御注文です。
通常の三段引き出しの加工で四段にしました。
塗装は通常はオーク仕上げですが時代仕上げにしています。
当社の御注文は、半数以上このような特注品ですので気軽にお申し付
けください。
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